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研究室について / About Us
研究室概要 / Lab Overview
異分野の知と現場を結び、人と社会の健康課題の解決へ。科学を社会に生かす挑戦。
水本研究室は、京都大学大学院総合生存学館を拠点に、感染症疫学、健康科学、社会医学を基盤とする研究・教育を行っています。
医学・公衆衛生に加えて、工学、情報学、社会科学、人文科学などの知を結び、医療・介護施設、学校、地域、行政、企業等と協働しながら、現場の健康課題の解決を目指しています。
研究では、現場起点の健康リスク科学 / Real-World Health Risk Scienceを最上位概念とし、社会・文化・制度・生態的文脈の中で、接触を測り、動態を読み、選択環境を設計し、実装することに取り組んでいます。
理念・ミッション/ Vision & Mission
現場で生じている健康課題を、データと対話によって理解し、実行可能な意思決定と持続可能な社会実装につなげる。
研究室が重視する4つの姿勢
現場から始める
研究者側の関心だけでなく、現場の課題、制約、当事者の経験を研究の出発点とします。
異分野をつなぐ
疫学、数理・統計、センシング、行動科学、質的研究などを課題に応じて組み合わせます。
研究と教育を統合する
学生が実際の研究課題に参加し、課題設定から論文・社会実装までを学ぶ環境をつくります。
社会に返す
得られた科学的根拠を、政策、医療・介護サービス、地域活動、教育へ還元します。
3つの主要活動への案内
現場起点の健康リスク科学、研究領域、旗艦プロジェクト、研究手法を紹介します。
担当科目、教育理念、大学院指導、異分野学生・若手研究者の育成を紹介します。
政策貢献、医療・介護・学校・地域との連携、共同研究、社会発信を紹介します。
People
Join Us / 進学・研究室参加を希望する方へ
進学・研究室への参画を検討している方へ
水本研究室では、現場の健康課題を出発点に、データと異なる専門分野の知を結び、研究成果を社会に生かすことを目指しています。
感染症疫学、健康科学、社会医学を基盤としながら、医学・公衆衛生に限らず、情報学、工学、社会科学、人文科学などの専門性や、さまざまな現場での実務経験を生かして研究に取り組みたい方からの相談を受け付けています。
研究計画が完成している必要はありません。ただし、どのような課題に関心があり、なぜ研究として取り組みたいのかを、自分の言葉で考えていることを重視します。
このような方との研究を大切にしています
専門分野や経歴そのものだけでなく、次のような姿勢を重視します。
- 現場の健康課題を、データや科学的な方法によって明らかにしたい方
- 一つの専門分野に閉じず、異なる専門性を持つ人と対話・協働したい方
- 自ら研究課題を考え、試行錯誤しながら主体的に研究を進めたい方
- 結果だけでなく、研究方法の限界、不確実性、倫理的な影響まで考えたい方
- 研究成果を論文にまとめ、政策、制度、サービス、現場の改善につなげたい方
これらを初めからすべて身につけている必要はありません。研究を通じて、自ら問い、学び、他者と協働する力を伸ばしていく意思を重視します。
医学・公衆衛生を専門としていない方や、行政、医療、福祉、教育、企業等での実務経験を研究に生かしたい方からの相談にも対応します。
研究室で取り組める研究
水本研究室では、次のような分野・方法を組み合わせて研究を行っています。
- 感染症疫学
- リアルワールドデータ解析
- 接触・行動・空間の計測
- 数理・統計モデル
- 選好分析・DCE
- 行動・意思決定研究
- 質的研究
- 実装科学
- 社会・文化・制度・生態的文脈と健康
研究テーマは、既存の研究分野から選ぶだけではなく、応募者の専門性、関心、利用可能なデータ、調査対象へのアクセス、研究期間などを踏まえて検討します。
UWBプロジェクトでの学位研究
UWBによる高精度屋内測位を用いて、医療・介護施設や学校等の接触・滞在・動線を分析し、感染リスク評価と感染管理の改善につなげる研究を進めています。
現場調査、データ解析、研究発表・論文化に取り組みたい方から、第1年次入学または第3年次編入学に関する進学相談を受け付けています。
研究指導で大切にしていること
水本研究室では、問いの設定から成果の発信・社会還元までを、一つの教育プロセスとして捉えています。
学生の専門性や実務経験を尊重しながら、経験や関心をそのまま結論とするのではなく、先行研究とデータによって検討できる研究上の問いへと具体化します。
既存の研究プロジェクトに参加する場合も、単に割り当てられた作業を行うのではなく、その研究が何を問い、どのような方法を用い、結果をどのように解釈するのかを理解することを重視します。
- 問いを立てる
- 研究を設計する
- データを集め、分析する
- 成果にまとめる
- 現場・社会へつなぐ
研究内容や進捗に応じて、学会発表、査読論文への投稿、現場への成果還元を目指します。必要に応じて、学館内外の教員、共同研究者、異なる専門分野の研究者や実務家とも連携します。
研究を通じて育てる力
- 現場と文献から課題を見つける力
- 研究可能な問いを立てる力
- 問いに合った方法とデータを選ぶ力
- 限界と不確実性を含めて結果を解釈する力
- 異なる専門分野の人に説明し、協働する力
- 研究成果を現場や社会に生かす力
水本研究室の教育理念、担当科目、教育方法、研究指導・メンタリングについては、「教育・人材育成」のページで紹介しています。
大学院進学を検討している方へ
現行制度では、大学院生として水本憲治による研究指導を希望する方は、京都大学大学院総合生存学館の入学者選抜を経て入学する必要があります。
入試制度、出願資格、募集時期、必要書類、語学要件等については、総合生存学館の公式Webサイトおよび最新の募集要項を必ず確認してください。
研究室は、出願資格、入試科目、提出書類等について正式な判断や回答を行う窓口ではありません。制度に関する正式な確認は、総合生存学館の入試担当窓口へお問い合わせください。
事前相談や面談は、研究関心、準備状況、研究テーマと研究室との適合性、指導可能性を相互に確認するために行います。
大学院進学以外の研究参画について
研究員、RA、短期的な研究参加、学生プロジェクト等については、研究プロジェクト、財源、期間、研究倫理・情報管理上の条件、受入体制に応じて募集します。
これらは常時募集ではありません。具体的な募集がある場合は、研究室WebサイトのNewsまたは公募情報でお知らせします。
公募のない時期には、個別にお問い合わせをいただいても受入れできない場合があります。
FAQ
はい。情報学、工学、社会科学、人文科学等の専門性は、研究課題によって重要な強みになります。
一方で、研究に必要となる疫学、公衆衛生、統計、研究倫理等の基礎を、自ら学ぶ姿勢が必要です。どのような基礎知識や研究方法が必要になるかは、研究テーマによって異なります。
完成した研究計画書は必須ではありません。
ただし、「どのような現場や課題に関心があるか」「なぜその課題に関心を持ったか」「何を明らかにしたいと考えているか」は、可能な範囲で具体的に記載してください。
「研究テーマをすべて教員に決めてもらいたい」という段階ではなく、本人の問題意識を対話によって研究可能な問いへ具体化することを想定しています。
可能です。
医療、行政、福祉、教育、企業等で得た実務経験は、重要な研究課題の発見につながります。ただし、個人の経験をそのまま一般化するのではなく、先行研究、データ、適切な研究方法を用いて検証可能な問いへ変換する必要があります。
社会人として進学する場合も、出願資格、履修方法、在学期間等については最新の募集要項をご確認ください。
初回の問い合わせ内容を確認したうえで、必要に応じてオンラインまたは対面で面談を行います。
研究テーマや参加者の状況に応じて、日本語と英語を使用します。
感染症疫学、公衆衛生学等の研究では、英語文献の読解や英語による学術発信が必要になることがあります。入学者選抜における語学要件は、最新の募集要項をご確認ください。
常時募集ではありません。
具体的な研究プロジェクト、財源、期間、受入体制が整った場合に限り、Newsまたは公募情報で募集します。募集条件や応募方法は、各公募情報をご確認ください。
